ハサミで創る、柔らかい質感のグラデーションボブ

髪を切る道具は、主に２つ
ハサミとレザーです

私も、日常的に、どちらも使います

それぞれに特徴があって、長所短所があって

でも、そのどちらも
使い手（美容師）の働きかけ一つで
万能な、というか、様々な質感を
生み出す道具になり得ます

ゲスト様ビフォア

いつも５０日前後でのご来店です

カットと共に
カラーリングとハナヘナトリートメントを
毎回、させていただいています

ハサミ（シザーと呼びます）でのカットは
カットの仕方、扱い方を間違うと
毛先がピンピンとハネたり
まとまらなかったり、ゴワついたり、、と
良いことがありません
（あくまで、悪いカットをした場合）

ですが、気合を入れて（これ大切）
繊細な心と、テクニックを持ってカットをすれば
柔らかい質感を持ち味とする
レザーカット（カミソリ）にも、勝るとも劣らない
質感を創り出すことができます

後ろのウエイトを夏スタイルらしく
クッと上げたグラデーションボブスタイルです

風通しのよい襟足の感じも、涼しげです

元々、頭の骨格は良い形の彼女ですが
よりメリハリを利かせたスタイルを目指しました

「頭と、道具は使いよう」と言いますが
この仕事にも、当てはまる言葉です
（頭については、、自分は使ってるんかどうかは、、）

一つ、確実に言えること
それは、カットの仕方、使う道具
そしてパーマにせよカラーにせよ
これらはあくまで「手段」であって
「目的」では無いということ

目指すゴールは
お客様が求め、お客様に喜んでいただける
ヘアスタイルを創ること
それが「目的」です

策に溺れず（「手段」を「目的」と履き違えない様に）
そして
理想形（目的）を具現化できる様に

我々の仕事にゴールはないけれど
お客様にとって
理想のヘアスタイルに出会っていただくという
そのゴール地点に向かっては
常に進んでいきたいと思っています

今日も読んでくれておおきに。NOBU