人は

自分が好きなもの、愛おしいもの
自分にとって大切なもの
手放したくないもの

、、etc

それらには、優しくなれる
優しく接する事ができる

少なくとも、私はそうです

あなた自身のヘアスタイルが
キマらない、うまくいかない
なんなら手触りも何もかもが嫌、、

そう思う時は

あなたは
あなたの今の髪型の事が
好きになれない、愛せない
愛おしくない、、のかもしれません

でも、それは
あなたが悪いわけではない

どういう経緯で
今の髪型に、なったのかはわからないけれど
ただ、結果として、今、ご自身が
ご自身の髪を愛せないという事実
それだけは、確かな事

初めに書きましたが
人は好きなもの、愛するもの
大切なものには、優しくなれます

あなたが
お気に入りの髪を手に入れているなら
きっと、髪を乾かす時の、髪への触れ方
手櫛を通す時の仕草や
日々のケアに至るまで
気遣いのある、髪に優しいものに
なっているはずです

反対に、気に入らない髪型なら
「こんなのいや」と
髪に触れる手つきは雑になる
でも、気になるものだから
やたらと髪に触ってしまう
触って、どうなるものでもないけど
イヤだから、なんとかしたくて
不必要なまでに、髪に手を通してしまう

気づいてみたら
髪はハネたり、膨らんだり
そして、手触りも最悪で、、

毛髪に限らず、物質というものは
手を加えれば加えるほど
その質感は、荒れてしまいます

例えば、お札を例に取りましょう
同じ100万円の束でも
新券の束は、ツヤツヤでボリュームもない
かたや、古札は、ゴワゴワで
束にすると、とても分厚い

髪にも同じことが言えます

気に入った髪型を、手に入れているから
自分の頭の上に、いつも素敵な髪型が
乗っかっている事が解っているいるから
安心して、特に髪に触れる必要もない
だから、質感は荒れないし、
ボリュームも抑えられて、しなやかで、、
そんな最高に幸せな時間を過ごせる

逆に、さっきも申し上げたように
気に入らない髪型が頭に乗っかってる
そう思えば思うほど、気になって気になって
だから触りまくって、、
それは、ボリュームとか髪の形を
なんとかしたいからなんだけど、、
でも、なんだか、さわれば触るほど
膨らんで、どうにもならなくて、、

それはもう、最悪のループ

だから私は
お客様が出来るだけ、触れずにすむ
触れなくても気にならない
そんな髪型を、皆さんに提供したい

そして、ひとたび
自分の髪に、触れていただく時には
好きで愛おしくて、大切な髪だから、と
髪に触れる仕草も、自ずと優しくなる
そんな髪型を提供したいと思っています

ヘアスタイルが決まらない原因は
沢山あると思うけど

とにかく
気に入らない髪型で過ごすことで
自らの髪を、痛めつけてしまうような
そんな悲しい経験を、してほしくない
そんな辛い思いをさせたくない
そう思っています