白髪染め、、、いやな響きかもしれんね、、、
でも!まず、そこらへんのところ安心してもろて本題に入りましょ
というのも、そもそも「白髪染め専用」ってカラーは存在してなくて、、
というと語弊があるとイカンので補足しますが、確かに白髪が染まるように設計されている
(色素の配合量など)はあったとしてもね、
それでも他の薬剤と髪を染めるメカニズムは同じ
例えば、お嬢さんたちが髪色をお洒落にするヘアカラーがありますね。
それと白髪染めと、染まる原理は同じなんね。
やし、、、「私ついに白髪染めせなあかんようになってしもて、、」と
極端に凹む必要はないと
まあ、確かに白髪の存在自体が凹む理由としては十分やけど、、
ただ「白髪染め」って言葉にあまり捉われへんようにしてね、、というお話を始めにさせてもらいました
で、今日の本題
グレイヘア(白髪染め)について一考
始めに、まずはお写真を
![](http://laquila.jp/wp-content/uploads/2017/03/67461A60-0A7F-4FD6-9501-98ACC1A166C2.jpg)
こちらはいつもお世話になってます男性のお客様。
ハナヘナのレパートリーの一つ「ハーバルマホガニー」という種類のものを
2年前から2ヶ月に1度のペースで全体染めさせていただいてます
ハーバルマホガニーという種類のヘナは、同じハナヘナの「ナチュラル」と「インディゴ」という色味が、
初めから一定割合で配合されているものです。
兄弟分として「ハーバルブラウン」もありますが、それよりも深い色味のものです
![](http://laquila.jp/wp-content/uploads/2017/03/21177BD1-066B-4A3F-8E3D-B9178D966AB2.jpg)
元はお抹茶のような細かい粉末、それを水か、ぬるま湯で溶きます
![](http://laquila.jp/wp-content/uploads/2017/03/3823A646-8126-4360-B0B9-2E6C6D6CDA5B.jpg)
マヨネーズくらいの粘度になるように配合してから、頭皮全体に塗布していきます
![](http://laquila.jp/wp-content/uploads/2017/03/0BA54551-B698-4EC7-816F-B1569E2B473E.jpg)
必要な時間、放置したのち、しっかりと流します
仕上がりが、こちら↓
![](http://laquila.jp/wp-content/uploads/2017/03/6C400704-DC6D-4BF7-A232-9FA7411E2EF9.jpg)
彼の場合は、このような発色をしました。
なぜ、「彼の場合は」と書いたかというと
ヘナ(ハナヘナ)は仕上がりの色味が保障されたものではないからです。
インドの荒野で肥料も取らず自生している葉達ですので
自然を相手に、こちらが「合わしていく」というスタンスが必要です
ただ、写真をご覧いただいてお分かりのように、彼の毛先はかなり深い色味が出てきています
これは繰り返し、ハーバルマホガニーの色素が付き定着した色味です。
一度での染まる度合いは、根元の方をご覧いただけると、なんとなく想像がつきますね
なので、確実性が無いとはいえ、ある程度の予測は立てることができます
例えば、白髪に限らず、明るく褪色してしまった毛先の髪色を
落ち着かせたり、などです
そんな、色味を持ったタイプのハナヘナ
ここで、やっとタイトルに行き着きます
グレイヘア(白髪染め)について一考
こんな感じの白髪の楽しみ方もアリではないかと思うのです
しっかりと白髪を染めるわけではない、ただ何となく馴染んでる、、
そういうのもアリかなと思うわけです
白髪のパーセンテージによって、表現される表情は当然、変わってきます
逆に、そんな意外性を楽しむ方法も良いかなと思います
下は、比較画像です。左がビフォア、右がアフターです
![](http://laquila.jp/wp-content/uploads/2017/03/IMG_1253.jpg)
メンズは、ロマンスグレーなどと言われ、白髪にお悩みの女性陣から、しばし羨ましがられるようですが、
ご婦人にも十分楽しんでいただけると思います
ご興味のおありの方は、お気軽にお声掛けくださいね
最後に一点、アレルギーの報告が出ています。
インディゴに対してのものです
「そば」「アーモンド」アレルギーをお持ちの方は避けられた方が良いかもしれません。
長くなりましたが
今日も読んでくれて、おおきに。NOBU