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美容師にとっての「仕込み」とは?

2020.12.06

美容師にとっての「仕込み」とは?

私は
料理人と美容師の共通点は多いと思っています

接客をすること、空間を提供すること
新しいものを創造すること
技術を発揮する仕事であること
他にも共通点はあるんじゃないかなと思っています

ただ、料理人と美容師とで
決定的に違うことが一つ存在します

それは、「仕込み」です

料理人さんの「仕込み」は言わずもがなです

営業時間の何時間も早く、いや
素材によっては、何日も前から時間を掛けて
素材の持ち味を最大限に引き出す為
そして、美味しい料理を創り上げる為に仕込みをする

その様には感動すら覚えます

対して我々、美容師の仕事において
素材は全て「持ち込み」です

お客様がご来店されて、私の前にお座りになるまで
素材に触れる事は出来ません

今日のタイトルにした
美容師にとっての「仕込み」とは?

私は、「ロールプレイング」であると思っています

「予行演習」とか「擬似体験」
「擬似演習」とでも訳せるでしょうか

美容師の仕事も、事前に
ご予約をいただく事が多いです

私の場合、前日の夜に
予約表を見ながら、カルテを用意します

そしてカルテに目を通して
お客様の姿を浮かべて、カルテのデータを参照に
おおよその伸び具合や、シルエットの変化
などを推測します

そして、前回にオススメしていたスタイルなどを
頭の中でそれぞれのお客様に当てはめてみるなどして
シミュレーションをします

このようなロールプレイングが
翌日のサロンワークに向けての
私のルーティンになっています

ご新規様の場合は
カルテも無く、髪に触れたことがないので
ぶっつけ本番になりますが
最近はメールやSNSなどで事前に
ご相談をさせていただけるケースも増えてきました

この事は、料理の世界に例えるなら
苦手なもの、食べれないもの
アレルギーなどを事前に確認するという作業に
似ているかもしれません

スタイルの悩みや好みなどを
お話いただいている場合には
それをベースにおおよそのスタイルの
オススメをご用意することは可能です

事前に対象のお客様専用のメニューを考える
この事も料理人さんと共通していますね

料理人さんも美容師も
初めてのお客様には最高のパフォーマンスを持って
最高のものを提供したいという
想いは変わらないと思います

常連さんや、1度でもご来店いただいたお客様には
前回より今回、今回より次回、、と
少しでも良いものを永続的に提供し続けたい
という気持ちであると思います

そしてそれを実現するのが
「仕込み」であると考えています

「仕」事に、心を「込」める事

これは私の解釈ですが
「仕込み」の本質が、この解釈通りの意味を持つならば
きっと、その心はお客様に届く、伝わると
思っています

そして、その「仕込み」を最高な形で提供できるよう
大切に大切にお客様との時間を
共有したいと考えています

最後になりますが、我々の仕込み同様
いや、それ以上に、前もって予定を調整していただき
貴重な時間を費やしていただき
ご来店いただく皆様に、心からの
感謝を申し上げます

本当にありがとうございます

今日も読んでくれておおきに。NOBU

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