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2ヶ月に1度の原点回帰させて頂ける有り難さ

2ヶ月に1度の原点回帰

私は駆け出しの頃
よく「美容師辞めたら?」と
当時の先生や先輩から言われました。

「向いてないよ」と

確かにね、鈍臭いんですけどね、、苦笑

美容師としてお客様を担当できるようになるには
勤めているサロンの決めた試験に
合格する必要があります。

それは統一されたものではなく
サロン独自のカリキュラムが存在します

私がデザイナー昇格のタイミングで
勤めていたサロンの場合は
12個のヘアスタイルカットに
合格する必要がありました

まず、1つ目から6つ目まで
それに受かるとジュニアデザイナーといって
担当できるお客様が制限されますが
晴れてお客様に技術者として接する事ができます

それより先、7つ目から12個目は
より実践向けのスタイルのテストで
それに合格すると晴れて
デザイナーデビューとなります

私にとっての原点回帰

そのカットスタイルは
ジュニアデザイナー昇格のための
最後の関門
前述したところの6つ目のスタイル
「マッシュルームカット」がそれにあたります。

当時のサロンの仲間の中では
「12のスタイルの中で一番、難しい」と
言われていました
その先のデザイナー昇格の試験よりも
難易度が高いというわけです

「美容師、辞めたら?」と
言われた私のこと
案の定、マッシュルームカット合格への道は
過酷なものでした

そのサロンはテストは1ヶ月に1度だけ

私は1年かかってしまいました

12回、落ちたわけですね

一年かかっているので
出来の良い後輩に追い抜かれました

そうすると、一時的にでも
後輩君がジュニアデザイナーで
私はアシスタントです

それまでは先輩として指導してた後輩君が
遠慮がちに僕に接してくる
その感じがなんとも嫌でした、、笑

悔しくて、それはもう悔しくてね

なので、必死でした

そして晴れてマッシュルームカットに合格
ジュニアデザイナーになりました、が、
本当の試練はそこからでした

と、書くと話、終わんなくなっちゃいますが
その経験があって

今の私が存在しています

当時の私の先生は
「このスタイル(マッシュルーム)が
全ての基本だから」と
いつもおっしゃってました

当時は「いやいやマッシュルームて、、」
と内心いつも思っていたんですが
今は「こういうことやってんな」と思えます

長さの設定
似合わせ
角度
ボリューム
バランス、、
etc、、

全ての要素が含まれているスタイル
それがマッシュルームカットです

このスタイルの精度が上がることは
作るスタイル全体の精度が
上がることと信じています

なので、私にとっての「原点」なんです

そして、そんな貴重な「原点回帰」の機会を
2ヶ月に一度、私に与えてくださる
そんなお客様が
いつもブログでも紹介させて頂く彼女です

担当させていただいて13年、、
感謝の念でいっぱいです

より良いスタイルを創る為に
初心に立ち戻ること

これからも続けていきたいと思います

今日も読んでくれて、おおきに。NOBU

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