言葉を綴るように髪を切る
格好つけたタイトルにしましたが
今日、ご紹介するゲスト様を
担当させていただき、カットしている時に
ふと感じた感覚です
カットというのは
様々なプロセスを要します
髪を見て、骨格を見て、触れて
感じて、考えて、熟慮して、、
動作に入っても、髪をといて、髪を分け取って
髪を切って、髪を収めて、、
言葉って、会話って
起承転結がありますね
それは、カットも同じなんです
どうして、こんな風な感覚を
感じたのかと考えてみると、、
今回のゲスト様が
とても言葉に長けていらっしゃる方だったから
ライターさんですもの
当然といえば当然です
ビフォア
![](http://laquila.jp/wp-content/uploads/2018/07/8CDE75B2-9044-456E-8F49-98FE68CD6069-1024x684.jpeg)
カウンセリングで
彼女の希望、悩み、コンプレックスなどを
お聞きする
そう、ゲスト様も
良いこと、悪いこと、全部を含めて
「言葉を綴って」くださっているんですね
私たち、美容師は
カットをする過程において
そのことが、なぜ必要なのか?
どうして、この髪質には
このカットが良いのか?
また、どうしてそれをチョイスしたのか?
というようなことを
説明できなければいけません
そのように考えると
カットというのは、美容の技術というのは
言葉を綴ることと、同じなんです
彼女に、似合うと判断したヘアカットと
ハナヘナトリートメントで仕上げます
![](http://laquila.jp/wp-content/uploads/2018/07/2F35089B-DE24-41FF-B983-E42F7441F930-1024x684.jpeg)
ところどころストレートパーマの
硬い質感が残っていましたが
しなやかに仕上がりました
![](http://laquila.jp/wp-content/uploads/2018/07/859EFF47-3009-46B5-B12F-3264426BB05E-1024x684.jpeg)
自然な丸みを感じるスタイルにしたかった
![](http://laquila.jp/wp-content/uploads/2018/07/819FAAD0-8490-4FA4-81A0-E2A82CE51BEF-1024x684.jpeg)
とても素敵になりました
言葉を綴ることが必要なのは
ご自宅でのアフターケア、乾かし方などを含めた
ホームケアのアドバイスにも及びます
どのようにして
サロンのクオリティを
ご自宅でも維持していただくか?
美容師が必ず、言葉を綴って
お客様全員に、お伝えせねばならない事なんです
美容師が思っているほど
お客様は器用ではないし
美容師が、当たり前に思っていることは
お客様の当たり前ではない
だから、美容師は、言葉で、動作で
それを指し示さないといけないんです
「自宅で再現できるかしら?」この問いに対して
いや、そういう不安要素を一切、感じさせない
そんな、「言葉を綴る」サロンワークを目標にしています
今日のブログは
自らに対しての戒めでもあります
言葉を綴るようにサロンワークをしたい
こらからもずっと、そうでありたいと思います
今日も読んでくれておおきに。NOBU
ラクイラ美容室及び高橋の
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