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切り進め方を工夫して創る美しくてダイナミックなグラデーションボブ

​切り進め方を工夫して創る美しくてダイナミックなグラデーションボブ

グラデーションボブと呼ばれるスタイル

お客様の数だけ、個々のスタイルがあり
そして、スタイルの作り方
カットの仕方も、様々です

そう考えるとヘアスタイルは
どれ一つとっても同じものはなく
個々のお客様それぞれの
オートクチュールといえます

ゲスト様ビフォア

お仕事、子育て、、etc気付けば伸び伸びで

思い残すことはないので
「サッパリいっちゃって」と、、笑

ボブっぽいスタイルは決定事項
ですので、あとは私に託されました

さて、どのようなアプローチで
切り進めていくか、、

今回は後ろのシルエットを
とにかくスッキリさせたかった

そうなると
一つの切り進め方が候補に挙がります

後ろから切り進めますが
カタカナの「ハ」の字で髪を引き出して
カットしていくもの

私たちは「ハの字スライス」と
呼びますが、この切り進め方の特徴は
後ろの髪の表面のシルエットが
自然な前下がりに設定できること

他にも何種類か
スライスの取り方がありますが
この「ハの字スライス」が一番、自然に
前に向かって前下がりのラインが作れる
切り進め方です

量、質の調整もしっかりして
仕上がりです

後頭部のシルエットが,スッキリして
前下がりのラインが見えます

本来「ハの字スライス」は
後頭部のウエイトを低く設定出来ることが
利点ではあるのですが
そこは、長さをコントロールする事で
このようなスッキリしたスタイルにも
対応が可能です

襟足はあえて少し長さを残して
寒々しくないように、、

伸びてきても収まりの良いスタイルです

ここで一つ
同じグラデーションボブでも
切り進め方の違うものを一つ↓

こちらは、切り進める時
髪の束を縦のスライスで引き出して
そしてその束を少し斜めに倒して
カットしています
「斜めスライス」と表現します↓

この切り進め方で作られたスタイルは↑
前述のものより、襟足のくびれが
なだらかである事が特徴です

優しい雰囲気のボブに向きますね

最後に、「ハの字スライス」のまとめ

特に
こちらのゲスト様の条件に
抜群に「ハマった」スタイルだったと
思います

骨格が、少し平坦な感じなので
このスタイルの持つ「メリハリ」が
うまくシルエットを創ってくれました

お客様とのカウンセリングで
様々なヒントをいただけます

そのヒント、ご要望の内容を元に
ヘアスタイルの構成を考えます
その過程の中で,カットの切り進め方を
検討していきます

求めるスタイルに最適なものを選択
形にしていきます

理想を形にしていく事で
より多くの皆様のお役に立てますように

ご相談などお気軽にお声掛けくださいね

 

今日も読んでくれておおきに

NOBU

 

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