「〜上げる」という言葉

美容の世界、美容室に限らず
ひょっとすると日常的に
使う機会があるかもしれない表現

「〜上げる」という言葉

例えば、私たちの世界で言うと
「洗い上げる」「染め上げる」
「作り上げる」「創り上げる」など
ただ、パーマに関して「巻き上げる」ってのは
あまり良い表現ではないかもです

なんだか、くるくるパーマになりそうな予感が、、笑

でも、くるくるパーマになるってことは
それだけ気合い？気持ち？思い？が
入っているとも言えます

「〜上げる」という言葉は
和菓子や工芸品を受け取った時によく書かれている
「〜謹製」という言葉に似ていると思います

例えば、シャンプーで言えば
たっぷりの水分を髪に含ませた後
「少なめのシャンプー剤」を
髪全体に行き渡らせて
そして「大きな泡」の集合体を作り髪全体を包み込む

「洗い上げる」というとそんなイメージが浮かびます

たくさんのシャンプー剤を
水分（ゆすぎ）が足りない髪に使うと
細かめの泡ができます（生クリームみたい）
そんな泡は、１箇所でのみ泡立ってしまって
髪全体に泡が行き渡りません

そうならないように
私たちのシャンプーは
「洗い上げる」事を目的としています

その他の「〜上げる」という言葉も
我々の意識としては
ちゃんとした仕事をして、それをしっかりやりきる
ということになります

決して独りよがりな
技術の押し付けにならない事が大前提ですが
そんな気合を持ってサロンワークを行う

それは、とても大切なことだと思っています

今日も読んでくれておおきに。NOBU