複数の条件が重なったカットカラーの施術例
![](https://laquila.jp/wp-content/uploads/2021/03/16E48780-2309-4AEB-9281-C60DD8987E50-1024x768.jpeg)
サロンでの施術であれ、ホームカラーであれ
(過度にホームカラー、脱色などをされている方は
サロンでの薬剤のメニューをお断りしています)
今回はカラーリングに焦点を当てますが
回数を重ねていくと、当然ながら
一つのヘアスタイルの中でも
髪の場所によって条件が違ってきます
前、後ろ、横など
生えている場所によっても条件が違ってきますし
髪の根本、中間、毛先でも
条件が異なります
そこで、今回は、タイトル通り
複数の条件が重なっているビフォアの状態からの
カットカラーの施術例をご紹介します
ゲスト様ビフォア
![](https://laquila.jp/wp-content/uploads/2021/03/0E9CB530-FDA1-445D-AA36-9FBFCDCD28EA-768x1024.jpeg)
前回のご来店から、2ヶ月と少し
彼女の場合は
脱色をしたりカラーリングをしたりという作業を
全て私のサロンでしていただいています
ここのところ、彼女への施術メニューは
根元の新しく生えてきたところを一度、脱色して
改めてカラーリングをするというもの
その理由として、彼女の髪の状態は
白髪がチラチラと覗いていて、髪は黒い
そして要望としては、白髪は染まって
赤みのない、軽やかな色味をご希望
その条件を叶えるべく考えた時に
白髪が染まるカラー剤だと彼女の黒髪を
彼女の希望のレベルまで
トーンアップすることは不可能
かといって
黒髪を明るくする薬剤を使用すると
今度は白髪が染まらない
そこで
すでに明るくなっている中間〜毛先と
まずは条件を合わせるために
根元の部分を脱色して
トーンを合わせています
そして、改めて
前述の条件に合う
カラーリングをしていくというも
カットも美しく可愛く整えます
仕上がりです
![](https://laquila.jp/wp-content/uploads/2021/03/71E0E07E-549E-4FE8-969B-5C97531781CA-768x1024.jpeg)
若干、ビフォアの写真に比べて
写真の露出が暗いですが
全体的にまとまったカラーリングになりました
ちなみに
明るい日中くらいの光量の中で見ると
おおよそ
![](https://laquila.jp/wp-content/uploads/2021/03/9C04BDE5-FAF1-40F2-B7DD-D705CC36D2DC-768x1024.jpeg)
こんな感じになると思います
(これは撮影時の露出が明るめです)
このように
その方が普段、過ごされる環境に応じた
適正な髪のトーンは存在すると思います
反対側のショットも
![](https://laquila.jp/wp-content/uploads/2021/03/3558C7F7-2DF7-4FD9-B5CF-7B17F6F9A540-768x1024.jpeg)
先ほども書いたように
まず、根元の髪を脱色して
狙った色まで脱色できたら一度、流して
そして改めて、今回、彼女には
アッシュブラウンを使用していますが
希望の仕上がりになる薬剤を
全体に塗布していきました
![](https://laquila.jp/wp-content/uploads/2021/03/16E48780-2309-4AEB-9281-C60DD8987E50-1024x768.jpeg)
今回の施術のイメージと目標は
複数の条件が重なった時
それらを一旦、少しでも同じ条件に
持っていくように操作すること
お客様の髪質は百人百様
そして条件も、一つのヘアスタイルの中でさえ
様々です
このように
無限に存在する、髪のコンディションに
適切な処置をしていくことが
我々の理想の仕事です
少しでも多くのゲスト様の
髪のお悩みを解消できたら仕事冥利に尽きます
ご相談など、お気軽にご相談ください