カラーリングの、あれこれ

カラーリング

一口に言っても、その種類は多岐に渡ります

白髪を染めるもの、黒髪を明るくするもの
髪の表面だけを染めるもの
髪の内部にまで色素が浸透するもの
脱色するだけのもの、、etc

それらの全てが、カラーリングという分類に属します

それらの技術を
単体で使用することもあれば
２つ以上の技術をコンビネーションして
仕上げていくものもあります

そして、それぞれに長所短所がある

そんな中で、今回は
２つのパターンをご紹介します

どちらも仕上がりのみの写真ですが
まずは

彼女は、根元の白髪染めを
長年していらっしゃいます

そして、その繰り返しと
ハナヘナトリートメントの効果で
程よいブラウンヘアが実現されています

彼女の髪の場合は
黒髪への脱色作業は一切なく
「色味の足し算」で創られた色味です

（もちろん、日々のシャンプーなどでの褪色は
起きていますが）

そして、かたや

彼女の場合は
上で言う所の
いくつかのメニューの複合によって、成り立っています

具体的には、彼女は黒髪ベースで
所々に脱色の履歴があります

今回のスタイルは
そこに新たに脱色を加え（部分的に）
そして一旦、流したのち
改めて、求める色味を加えて仕上げていく
ダブルカラーという手法によって創られています

（ダメージは、圧倒的にこちらの方があります
のあたりも説明の上
ご納得いただく形になってから行います）

黒髪を脱色する工程が入ることから
こちらのスタイルは
「色味の引き算と足し算の両方」で
創られた色味と言えます

どちらも
少し明るめの好感の持てる色味ですが
印象が違いますね

前者は深みのあるシックな感じの色味
かたや後者は、華やかな感じで
透明感を感じる色味

たとえば
白髪をどうしても染めたい、とか
会社や学校で明るくはできない、、
などという制約は
もちろん守らなければなりませんが
可能な範囲で、カラーリングの表現が
バリエーション豊かにできれば
良いなと思います

髪は、難しい素材ですが
その分、やりがいがあります

ずっと成功し続けることは至難の技ですが
少しでもその確率を上げていきたいと
いつも思っています

日々、試行錯誤と勉強です

今日も読んでくれておおきに。NOBU