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お客様に「お持ち帰りいただく」ヘアスタイル

お客様に「お持ち帰りいただく」
ヘアスタイル

あえて
「お持ち帰りいただく」という表現を使った理由

例え話になりますが、

自らのお店で料理を提供される傍ら
料理教室を開かれたりされるシェフの方が
いらっしゃいますよね

その料理教室で、シェフが
受講生の皆さんに伝授される料理
つまり、その日の受講生が持ち帰って
それぞれのお家で再現するであろう料理

その料理は
シェフが自らのお店で、シェフの手によって
ゲストの方に提供されるものとは
異なるはずです

お店で供される料理には、どれも
プロの技術や知恵、経験などがいっぱい詰まった
そのシェフ、そのお店、ならではの味が
並んでいるはずです

でも、料理教室で伝えるものが、
そんなお店の料理と同じレシピだったら
シェフが手を入れないと
成立しないものだとしたら、、
(もちろん、このお料理教室のメニューにも
シェフの経験、技術、工夫が入っているのは
言わずもがなですが)

きっと、どんなに良い食材を使っても
そしてまたどんな良い調理法でも
受講生にはお家で「その味」を
再現することは不可能なはずです

これは、私たち美容師の仕事
私たちがお客様にご提供するヘアスタイルにも
同じことが言えます

もちろん、私たち美容師も
自らの経験と技術を、余すことなく
それぞれのゲスト様のヘアを創るために注ぎます

ですが、そのヘアスタイルが、仕上げが
私たち美容師でしか、つまりサロンでしか
美しく再現できないものだったとしたら、、
どうでしょうか?

きっと、お客様にはご満足いただけないし
お客様も悲しい思いをされることに
なってしまうでしょう

 

レストランでは
シェフ渾身の料理、家庭では出せない味
そのシェフにしか出せない味、、
ゲストは、それらに対価を支払って
そして幸せな時間を過ごされます

ですが
私たちはヘアサロンで
我々、美容師でしか出来ない技
例えば、私にしか再現できないヘアスタイル、、
そんなものをゲスト様に提供することは
絶対に、してはならないのです

私たちの仕事は、料理の世界と似ています
いろんな共通点が、存在すると思っています
ただ、この部分だけは、決定的に
違うところだと思っています

私たち美容師が、皆さんに提供すべきもの
それは
今までの話に準(なぞら)えて例えるなら

「レストランの味」ではなく
「料理教室でお伝えする味」なのです

誤解がないよう申し上げますが
美容師さんは
ヘアショーやヘアコンテストなどに向けて
自らの技術の鍛錬に励み、そして発表や実演をして
経験を積んでいくという方がほとんどです

その舞台裏といえば
モデル探しから始まり本番までには
それはそれは時間を掛けて準備をします
そして本番では
それまで培った、自らの技術を余すことなく発揮して
コンテスト優勝や、ヘアショーを成功に導くのです

そして
そんなショーやコンテストでのクオリティを
なんとかしてサロンで提供するヘアスタイルで
再現できないか?
お客様でも再現できて
カッコいいヘアスタイルにできないか?と
日々、みんな考えて、そして具現化しています

そう考えれば
シェフや、料理人の方の仕事というのは、毎日が
コンテストやショーなのかもしれませんね
それまで培った自らの技術を余すことなく発揮して
ゲストに素晴らしい料理を提供するのですから

もちろん我々、美容師も
その点については同じです
そんなヘアを創れることが目標です

ですが
私たち美容師が仕上げないと美しくならない
可愛くならない
サロンでしかキマらない、、
そんなヘアスタイルを創ってはダメなんです

そういう意味では、「お持ち帰りいただいても」
美しく、可愛く決まるヘアスタイル
つまりシェフで言うところの「お料理教室の料理」
そんなヘアスタイルを
ゲスト様には提供しなければなりません

今や
使い古された感すらある「再現性」と言う言葉

でも、今もなお
私はお客様に提供するヘアスタイルの要素の
最重要部分を占めるものであると信じています

そして「再現性」があって手入れがしやすい
そうやってお客様がストレスなく
日々スタイリングをしていただけること
スタイリングを楽しんでいただけること
その結果として
美しいスタイル、可愛いスタイルが
成り立つと信じています

日々のカウンセリングでは
こういうお話もよくします
ご希望のスタイルにさせていただけるよう
色々お話はしたいですね

お気軽に
ご相談など、おっしゃってくださいね

ホームページから、LINEでもメールでも

お待ち申し上げております。

今日も読んでくれておおきに。
NOBU

 

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