お客様のヘアスタイルは、街で、どんな風に映るんだろう？

いつもヘアスタイルを創る上で、感じること

私の前にいらっしゃるお客様

サロン内では、良くても
お店の端から端までの、ほんの数メートルしか
離れて見ることしかできません

でも、お客様は
私のサロンを出られて、そして街に溶け込んだ時には
信号待ちや、電車やバスの中、スーパーや百貨店や
旅行先や、フィットネスジムや、、

ありとあらゆる場所で
様々な人たちの目に、触れる可能性があります

もちろん
ご家族や友人、職場の仲間達から
見られる可能性は言わずもがなです

そんな時、お客様は
皆さんの目にどのように映るんだろう？

人が、何かに注目する時って
その周りの景色は、無意識に抽象化されて
その、注目しているものに
自然とフォーカスしてる気がします

それを少しでも感じようと、、

スタイルのお写真をいただく時には
このような感じで、
お撮りするよう心掛けています

スタイルの良さが引き立つのは、もちろんですが
今、申し上げたような、人の目に映った時の感じを
なんとなく表現できているような気がして

カメラは、一眼レフとコンパクトデジカメの
両方を使いますが、
こちらの写真は
正統派の一眼レフと、クラシックな
焦点距離５０mmのレンズで撮りました

明るいレンズなので、絞りを一杯に開けて
速いシャッタースピードで撮っています

街の中で
人の目に浮かび上がるように映る
ヘアスタイルの感じを
外に比べて、圧倒的に暗いサロン内でも

表現できるように意識して
シャッターを押します

こんな風に、擬似的にでも
外での環境を再現する事で
対峙するヘアに対するイマジネーションが膨らみます

好きな分野の事（ここでは写真）で
仕事の創作意欲が掻き立てられるって
我ながらとても素敵だと思っています

こういう、意識、見方を持ち続けたい

それには日々、鍛練です

今日も読んでくれておおきに。NOBU