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要所を締める

要所を締める

ヘアスタイルを創る上で意識することの一つに
「メリハリ」があります

美容師さんも誰しも修行時代があって
その時代の教えが色濃く
今の仕事に反映していることは多い

もちろん僕もそんな一人です

カットを学んでいて
特によく注意されたことがありました

それが、「要所を締める」ということでした

それは、一つの事柄ではなく
スタイルの数だけ技術の数だけ
存在するものですが
特に注意されたのが
耳後ろの髪の処理でした

耳後ろの髪をいかに扱うか

その部分が露わになるショートスタイルにとっては
なおさら重要になります

内側の耳後ろの髪が表面には出てこない
ミディアムやロングでも
耳後ろの髪を適切にする
「要所を締める」ことで
スタイルの完成度が違ってくるのです

そんな「要所を締める」ことの実例を
今回はショートスタイルで

他のサロンでカットをされて
「髪がまとまらない、なんとかして欲しい」
というご依頼を受けます

ベースのカットに問題があるのは当然として
そのほとんどが毛先や全体を「削いで」
スタイルのつじつまを合わせているカットです

ベースのカットに問題がある場合
仕上げで乾かしてみると必ず
スタイルは決まりません

そこで、削ぎバサミを使って
なんとか形にしようと思われるんですね

髪のボリュームは収まってくるので
なんとなく形がまとまってくる

でも、、昨日のブログ記事に書きましたが
カットがちゃんとしていないと
スタイルはいずれ破綻します

そうなるとお客様の手に負えなくなるので
先ほどのようなご依頼があるのです

私自身も偉そうに言える立場ではないですが
お客様に喜んでいただける仕事を
少しでも多くしていきたいと思っています

先ほどの写真のスタイルを仕上げる時に
乾かした状態です

彼女は、「削がれる」ことがお嫌いです
でもスタイルにメリハリはお求めです

そう言うご要望にお応えする為には?

「要所を締める」事が大切なのです

彼女はいつも
この状態(一切、削がない)で
お仕上げさせていただいています

今日も読んでくれておおきに。NOBU

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